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カテゴリー:社員ブログリレー
2009年07月10日
屋久島のすすめ
東京建築支店の「お宮の松」さんからバトンをうけとった「はるぞ~」です。
「お宮の松」さんと一緒に仕事をしてた頃は、帰りによく飲んでた「キリン一番搾り」と「芋焼酎」に支えられて仕事をしていたようなものでしたね。そんな私は芋焼酎をすでに卒業して、今はワインにハマってます。今度はワインのおいしさをたっぷりと教えてあげますよ!
今回私が紹介するのは、日本の中の世界遺産「屋久島」です。
屋久島は花崗(かこう)岩の岩盤が隆起してできた島で、島全体が岩盤になっていてその上に様々な植物が生い茂っています。島のほぼ中央にある一番高い宮之浦岳は標高が1936mもあり、九州一高い山でもあります。また、非常に雨の多い島で、一日で北海道の年間雨量ぐらい降る時もあるそうです。しかし、実はこの雨が屋久島の命の源になっているのです。屋久島は花崗岩の岩盤でできているため、屋久杉をはじめとする屋久島の植物は、岩盤の表面に生えたコケのじゅうたんの上に着生し、そこから根を伸ばし、岩盤にしがみつくように立っています。屋久杉の樹齢が何千年にもなるのは、このように岩盤で栄養分の少ないところに生えているからだそうです。この基礎となるコケが生育するためには、大量の雨が欠かせないのです。こうして岩一面にコケが生育し、その上に樹木が立っている風景は、まさにあの「もののけ姫」の世界です。
屋久島と聞いてすぐに思い浮かぶのは、やはり縄文杉でしょう。(右写真)この縄文杉は一番大きい屋久杉で、私が生まれた1966年に発見され、樹齢6300年とも7200年とも言われています。形が縄文土器に似ていることからこの名前が付けられたそうです。ところでこの縄文杉ですが、見に行ったからこそわかることがひとつあります。それは、屋久島に行って簡単にすぐ見ることのできるものではないということです。縄文杉は島の中央付近、標高1300mの場所にあり、そこまでは大正時代に造られたトロッコが走る線路を、歩いて8kmで標高差300mも登ったあげく、最後は登山道を3kmで標高差400mも登っていくのです。朝5時に出発して、最初はハイキング気分で歩いていられるのですが、途中からは完全な登山です。往復で11時間かかる道のりは、日頃運動不足の私には・・・。でもそれだけの思いをして見に行くからこそ、縄文杉を見た時の感動と満足感は言葉では伝え切れないものがあります。次の日からの筋肉痛への不安など頭の中から吹っ飛んでいきます。
そんな厳しい道のりですが、途中で現れる屋久島ならではの珍しいものたちが、心を折らずに縄文杉までたどり着かせてくれます。時にはこんなかわいい屋久シカ(上写真)や屋久ザルにも出くわします。また、同行するガイドさんが途中で、「樹齢1000年を越えないと屋久杉とは言わないんだよ」など、色々な説明をしてくれますし、珍しい植物を見つけて教えてくれます。
さらに、屋久島は世界でも有数の海亀の産卵地で、6~9月頃には砂浜で海亀の産卵が見られます。私が行った時もちょうど見ることができました。(右写真)8月以降になると産卵と孵(ふ)化が同時に見られるそうです。夏には沢登りやダイビングなどもできて、ダイビングでは海亀と一緒に泳げます。このように家族で来ても、友人と来ても色々と楽しめる島です。今年は7月に皆既日食も見られるそうです。皆さんも是非この神秘の世界を体感してみて下さい。
次は出雲の国の出雲大社近くで、山を切り開いて高速道路を造っている、同期の「オオクニヌシ」さんにバトンを投げたいと思います。しっかり受け取って下さい。
投稿日時 : 2009年07月10日 17:00
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