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2006年06月30日
『人工海底山脈』朝日新聞の1面トップ記事に!
今日は、技術・環境本部 環境事業部の斉藤です。
皆さん、『人工海底山脈』って知っていますか?
これは、海底にリサイクルブロック(石炭灰硬化ブロック)等を積み上げて築いた人工の山で、これが魚の繁殖を助け良い漁場に変えてしまうという優れものなんです。『人工海底山脈』は、ハザマが20年以上も昔から構想として立ち上げ、平成12年度には長崎県平戸市生月(いきつき)島沖合に記念すべき第1基目を施工しました。![]()
その生月で行われた国の調査結果から、何と魚だけでなく「CO2の固定化にも効果がある!」。 そんな記事が6月29日の朝日新聞・1面トップ記事(夕刊)に掲載されました(管理人注:直接こちらで記事をご紹介できないのが残念ですが-ご興味のあるかたは管理人までご連絡ください)。記事によれば、CO2の推定固定量はなんと年間3500トン! 魚を増やして食糧増産、そしてCO2固定で地球温暖化抑制。まさに一挙両得。石炭灰のリサイクルも含めればさらに一得。今の日本が抱える大問題を解決できるブレークスルー構造物なんです。
既にハザマは、人工海底山脈のエンジニアリング会社((株)アッシュクリート)を、電源開発(株)、西武建設(株)とともに設立し、ますますエンジン全開で当該技術の普及に努めています。
皆さん、応援よろしくお願いします。
2006年06月30日 16:50 | コメント (1) | トラックバック(0) |
空飛ぶペンギン
こんにちは。技術・環境本部環境事業部の前田信行です。
ちょうどバブルがはじけた平成4年に、300人を超える同期生とともに入社しました。あれからもう14年も経ちます。入社した頃の活きの良さも髪の毛も少しずつ薄れていっています。さらに、ズボンもだんだんと縮んでくるため、スーツ代も結構ばかになりません。新鮮さはともかく、他は“なんとかしなければ”と最近思い始めています。
(このブログが掲載される頃には、1次リーグ敗退が確定しているような気がしますが、“勝ちパンダ”とともにジーコジャパンを応援しています。)【管理人注:執筆は2006年6月20日です】
さて、私は、これまでに技術研究所やトンネル統括部に勤務し、核燃料サイクル開発機構(現:日本原子力研究開発機構(JAEA))やエンジニアリング振興協会(ENAA)への出向を経て、現在、環境事業部で廃棄物最終処分場や土壌汚染、地球温暖化対策等を担当しております。昨年の7月にENAAから環境事業部に復職したので、まだ若葉マークをつけている状況ですが、土木、建築とともに3本柱のひとつである環境の分野を盛り上げるべく、いろいろと新しいことを勉強しながら、大奮闘中です。環境事業部は、環境に関するさまざまな分野について、営業から現場支援、研究開発などを行っており、大変ではありますが、やりがいはあります。
休日は、馬と戯れたり、子供と野球をしたりして、リフレッシュしています。たまに、旅行にも出かけます。旅行の主目的はのんびりすることなので、温泉でゆっくりして、美味しいものを食べて、少し観光するというのが、我が家のスタイルです。安いツアーを探して行くので、当りもあればハズレもあります。
今年のGWは、登別温泉に泊まり、大人気の旭山動物園に行ってきました。広い駐車場も車でいっぱい、観光バスも入り口にずらりと並んでいました。園内も“ここが本当に北海道か~”と思うほどに人がたくさんいました。

先日、テレビでも企画番組があったように、動物本来の姿を見せることができるように工夫されたすばらしい動物園です。これまでの動物園とは異なった視点でさまざまな動物を見ることができ、かなり楽しめました。
たとえば、空飛ぶペンギン、空中を渡るオラウータン、目の前を泳ぐあざらし、白熊のえさ体験、サルの実態などです。ペンギンの水槽は、外から見ると普通の動物園と変わりませんが、水槽の底に長さ20mくらいのアクリル製のトンネルがあり、人が歩いて通れます。左写真は、その中から上を向いて撮影したものです。ペンギンが頭の上を飛んでいます。ペンギン館に入場するには30分くらい待ちました。東京からわざわざ行くほどではありませんが、北海道まで行ったら、一足伸ばすのも良いでしょう。
週末には、「馬の動物園」に行くことがあります。国営の馬の動物園は全国に10個所あります。そのうち最近リニューアルされた新潟の動物園だけはまだ行ってないので、今年の夏休みにでも行こうかなと思っています。“目指せ、全国制覇“です。右下写真は、4/30のひとコマです。
動物の話ばかりしましたが、決して動物が好きなわけではありません、念のため。
皆さんも、たまにはリフレッシュしないと、元気が出ないですよね~。仕事は仕事、遊びは遊びで、どちらも一生懸命やって、がんばっていきましょう。
旭山動物園には、“入園者に動物本来の姿を見て欲しい、何か新しい発見をして、笑顔で帰って欲しい”という熱い思いが込められているように感じました。そして、その思いを言葉だけでなく、入園者の視点で一生懸命考えて、いろいろなアイデアを実現させることによって、行動で示した結果、日本一の大人気の動物園になったのです。閉園の危機を乗り越えたのは、みんなに喜んでもらいたいという思いと、それを実現するためのアイデアや工夫と、行動力です。
我々も、ちょっとしたアイデアや工夫を実現させて、空飛ぶペンギンに変身しましょう。
2006年06月30日 08:06 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月29日
安全衛生ポスター展
管理人のくりです。
7月1日からの一週間、全国安全週間が実施されます。”無事故無災害完工”が目標の建設業界では、6月の準備月間中に全国で安全大会を開催するなど、安全意識の高揚に力を入れています。現場においても、安全標語を皆で考えたり、安全ポスターを貼って災害防止に努めています。
今日ご紹介するのは、そんな安全ポスターを集めて展示するイベントについてです。ポスターを集めて展示する、といっても同じようなことはどこでもやっていると思いますが、ここで紹介する展示会はちょっと違います。展示しているポスター類がかなり希少価値の高いものばかりなのです。詳しくは右の画像をクリックするか、主催の労働安全衛生総合研究所のホームページを見ていただければと思いますが、かなりレトロなポスターばかりの展示会です。通常、この手のポスターは翌年の安全週間あたりまで掲示されるか、もしくは現場が終わってしまうと破棄されてしまうので、なかなか古いものは残っていません。ぜひこの機会に、懐かしのポスターをご覧になってみませんか。
ちなみに、我が社の安全ポスターもこの展示会で掲示されています。製作年度は昭和40年代初期の頃かと思われます。労働安全衛生研究所の担当者の方からそのポスター画像をいただきましたので、ここで紹介しようと思ったのですが、ちょっと難あってここでの掲示はやめておきます。気になる方はぜひ、清瀬市の展示会場に足を運んでみてください。(あまりにも当時人気だったアニメの主人公に似ているデザインなものですから...)
2006年06月29日 13:21 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月28日
"アド街ック天国"にハザマ技研が登場
管理人のくりです。「出没!アド街ック天国」という番組をご存知でしょうか。テレビ東京系列で毎週土曜日の夜9時から放映されている番組で、どこかの街にスポット当ててその街の有名スポットなどを紹介しています。
今週土曜日、7月1日は「筑波山」というテーマで番組が放映されるのですが、筑波山近辺の有名スポット30ヶ所の中に、なぜかハザマ技術研究所が選ばれ、先だってロケ撮影がおこなわれました。スタッフが風洞棟で強風体験をしたり、環境棟で極寒体験をして帰っていったのですが、さてベスト30の何位にランクインしていることか。(ちなみにランク外-不採用ってこともあるのかな)
では皆さん、土曜日の番組をお楽しみに。(写真は技術研究所の全景写真です。つくばエキスプレス開業前の写真ですので、道路が整備された今とは少し違っております)
"出没!アド街ック天国"のホームページはこちら
2006年06月28日 11:54 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月26日
常陽新聞掲載コラム「ふしぎを追って」から-その12-
管理人のくりです。今年はゴールデンウィーク過ぎあたりから、不順な天候が続きあまりお日様を拝んでいないような気がします。そうは言っても真夏はもうすぐそこに。今年の夏は猛暑が長くは続かない、という長期予報もありますが、どうなることやら。
ところで、ここ数年は夏になると「ヒートアイランド」という言葉が新聞紙上や雑誌に踊ります。これは都心部ではその郊外よりも気温が高くなることを指す現象で、東京では特に深刻な問題となっています。そういえば、年々夏の暑さが厳しくなり、また東南アジアで見られるようなスコールのような夕立が増えてきています。
さて、常陽新聞掲載のコラムも今回でその12回目。今日のお題はその「ヒートアイランド」についてです。
2006年06月26日 14:13 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月23日
倉敷観光案内(番外編)
こんにちは広島支店 倉敷貯槽作業所の武石です。
私は今、岡山県倉敷市でLPガス(液化石油ガス)を備蓄するための工事をしています。この工事は地表から160m以上の深さの岩盤内に大きな空洞を作り、みなさんの家庭で調理やお風呂などの熱源として使用されるLPガスを備蓄するためのものです。この備蓄は国家備蓄といわれ、使用量の約4分の3を海外からの輸入に依存し、その輸入量の約8割を政情不安定な中東に依存しているLPGを緊急時に備えて貯蔵しておこうというものです。このような備蓄工事は倉敷だけでなく、全国的に行われており、地下式、地上式の方式で整備が進められています。

さて、このような壮大なプロジェクトが行われている倉敷ですが、やはり倉敷といえば観光名所として知られているのではないでしょうか?
倉敷は江戸時代、幕府直轄地である「天領」として栄え、その中心である倉敷川畔には、現在も当時の商人の町家や白壁の土蔵が立ち並び、柳並木が川面に揺れています。これがみなさんのイメージにする「倉敷」「美観地区」だと思います。私も10年ほど前に美観地区を観光で訪れたことがありましたが、倉敷で仕事をするようになり、改めて訪れてみると意外とこじんまりしていることに驚かされます。 観光スポットとして、大原美術館、アイビースクウェアなどが有名ですが、ここでは私が住んでみて「へ~そうなんだ」と思った倉敷・岡山について触れてみたいと思います。
【日本のジーンズ発祥地である児島】
岡山では日本のジーンズ生産総量約8,000万着の半分が作られており、その中でも倉敷市児島は国産ジーンズの発祥地で、その多くが作られています。ご存じでしたか?みなさんがはいているジーンズも児島で作られたものかも知れませんね。
【ぶっかけうどん】
讃岐うどんで有名な香川と隣接県である岡山だけに、数多くのうどん屋さんが存在します。中でもおすすめは「ぶっかけうどん」。濃いだしを少量かけたうどんに天ぷら、玉子など好みのトッピングを加えていただきます。そんなうどん圏の岡山には、そば屋が少なく、関東出身の私にとって、なんだかそばが食べたいな~と思ったときには困まってしまうことになります。
【岡山弁】
岡山の言葉は関西弁とも広島弁とも違い独特で、地元の人と話しているとびっくりさせられることがあります。先日も事務員さんとの話の中で、花の水やりなどに使う「じょうろ(如雨露)」を「じょろ」と言っていて、はじめは何のことか分からず、びっくりしました(倉敷以外にも「じょろ」という所はあるのでしょうか?)。また、岡山出身の岩井志麻子さんの映画にもなったホラー『ぼっけえ、きょうてえ』という作品名からも岡山の言葉の奥深さが分かります。

【意外な夜景スポット】
倉敷の南部に鷲羽山スカイラインという現在は無料解放されている元有料自動車道路があるのですが、そこから水島の工業地帯を見下ろす夜景はなかなかのものです。視界一面が工業地帯の様々な光にあふれ、またそれがとても近くに感じられるのです。穴場的なスポットだと思うのですが、休みの日などには、夜景を見つめるカップルが乗った車が路肩に列をなして停車しています。
こちらへ来て1年、色々な場所を訪れましたが、まだまだこれからも岡山・倉敷を深く探求していくつもりです。みなさんもこんな岡山・倉敷を観光してみてはいかかでしょうか?
2006年06月23日 16:47 | コメント (3) | トラックバック(0) |
2006年06月21日
常陽新聞掲載コラム「ふしぎを追って」から-その11-
管理人のくりです。すっかり恒例となりました常陽新聞掲載のコラム、その第11弾です。
今回のお話しは「耐震構造」について。地震から建物を守るため、いろいろな工夫が建物の構造に施されていますが、ここで紹介されている読んで字のごとく「どうやって地震の揺れから耐えるのか、抵抗するのか」という仕組みが「耐震構造」です。
さて、今回のコラムには構造の説明に「ラーメン構造」という言葉が出てきます。「ラーメン」といっても豚骨風味や喜多方風、などとついているわけではありません。コラム中にも出てきますが、ドイツ語で「Rahmen」と書いて「枠」の意味だそうです。実はわたくし、新入社員の頃は建築の現場に事務担当として勤務していたのですが、商学部出身ゆえ建築用語はチンプンカンプン。現場で飛び交う専門用語を大きな勘違いを繰り返しながら覚えていきました。この「ラーメン構造」という言葉が耳に入ってきた時には、「うーん、鉄筋がラーメンみたいな形をしているからそういうのか」と思ってしまいました。すぐに同期の建築係に意味を聞いて、大笑いされたのはもう20数年前の話です。お恥ずかしい限り。
ちなみに、建築用語にはいろいろと面白い言葉がまだまだあります。お暇な時にはこんなサイトで楽しんでみても面白いかも。
2006年06月21日 11:35 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月16日
400年前の苦労に思いをはせつつ、石垣を復旧中
広島支店土木部松江城作業所の国枝と申します。
昨年10月から島根県松江市にあります史跡松江城の石垣復旧工事を担当しています。この工事は、2000年10月に発生した鳥取県西部地震により動いた部分と、経年変化や石垣の天端に生えた大木の木根により動いた部分の石垣を解体し、特徴を残しながら忠実に復旧するものです。
ここで松江城の歴史と特徴について述べます。松江城は慶長12年(1607年)から、足かけ5年の歳月を費やして堀尾吉晴によって築かれました。以来堀尾氏3代、京極氏の治政を経て、寛永15年(1638年)からは松平氏が城主となり、その間一度も戦乱に巻き込まれることもなく明治維新を迎えました。山陰地方で唯一天守が現存する貴重な城郭となっています。
【左写真 松江城全景】
石垣の特徴は「打込はぎ」といって石切場で切り出した石の平坦な面の角をたたき、突合せやすくした積み方がほとんどで、慶長年間(1596~1615).に築かれた城によく見られます。また自然石やその割石を積んだ「野面(のづら)」や石を全面加工した「切込はぎ」も一部に見られます。
工事の進め方は、まず解体する石垣の一つ一つに番号をつけ、丁寧に解体しながら石材の破損や刻印の有無・寸法・岩石名等を調べ、石のカルテを作成します。石については壊れているもの以外はすべて再利用し元の位置に戻すことが要求され、壊れている石は新補石と呼ばれ正面の形状が同一のものを用意し、石垣の絵柄が変わらないようにしなくてはなりません。新補石以外は石を割ったり削ったりという加工が原則禁止であるため、石工さんは豊富な城郭の石垣経験者が必要です。今回施工する石垣は本丸の北東部で、野面と打込みはぎが混じった複雑な石垣ですので復旧には特に時間を費やしました。また、築城当初から約400年ぶりに解体される石垣も含まれていたため、調査をしながら工事を進め貴重な文化財としての資料も集めることが出来ました。
【右写真 復旧中の石垣】
今回当社が解体復旧した石垣は、水之手門周辺の400㎡足らずですが、クレーン・ダンプやバックホー等の重機類を活用しても9カ月近くの歳月が必要で、400年前の築城当時の苦労は計り知れないものがあります。縁があって今回松江城の石垣の復旧を担当しましたが、何百年後かにまたこの石垣を誰かが修復するのかと思うと感慨深いものがあります。通常の土木工事とは異なり苦労も多かったですが、当社の施工実績の一つになり今後も施工の機会が増えることになればと思っています。
工事は間もなく竣工し、8月以降は約6年ぶりの一般開放となりますので、機会があれば是非お立ちより下さい。
【左写真 復旧後の石垣】
2006年06月16日 15:43 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月14日
「クリアファイル」第2弾 先着20名様にプレゼント!

こんにちは、管理人 もたです。
前回ご紹介したポスター「人と夢の間に ~Your Dream,Our Challenge~」シリーズのNo.4・5のクリアファイルを作成しました。
№1~3のクリアファイルと同じく、大きさはA4サイズです。
このクリアファイルを2点セットにして、先着20名様にプレゼントさせていただきます!
「欲しい!」という方は、住所・氏名・電話番号・ブログの感想をお書き添えの上、こちらまでご連絡ください。
なお、お寄せいただいた個人情報は、ハザマプライバシーポリシーに基づき、適切に取り扱いいたします。
2006年06月14日 15:19 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月09日
おおきな“おにぎり”の下で、微粒子が想う…
名古屋支店瑞浪坑道作業所の中島です。
いつも諸先輩方の投稿を大変楽しみに拝見している一ファンですが、私が執筆することになり、大変恐縮しております。![]()
現在の所属現場は岐阜県瑞浪市(名古屋市の北東約40km)にあり、立坑と水平坑道から構成される地下研究施設の掘削を、さまざまな研究と並行して行っています。この研究施設は、高レベル放射性廃棄物を安全に地下に処分するために必要な岩盤や水理の研究(「地層科学研究」)を行う目的で、地表下約1,000mまで展開されます。研究空洞の最終的な完成イメージは、左図(提供:独立行政法人 日本原子力研究開発機構)のとおりでして、私は、主に工事にともなって発注者様が実施する調査研究業務のお手伝いと施工管理を担当させていただいております。
(左図:クリックすると大きくなります)

これまで、トンネル掘削工事はいくつか経験させていただきましたが、立坑掘削工事は、ここで初めての経験となります。
掘削工事そのものの内容は、結局は地下の岩盤を掘るということで、縦向きであろうと横向きであろうとさほど変わりはないのですが、施工用設備に少し違いがあります。特徴のある設備は、右写真(提供:独立行政法人 日本原子力研究開発機構)に示す『やぐら』でしょうか。このやぐらで、全ての掘削設備を吊り上げながら、鉛直下向きに掘削を進めています。ちなみに、現在は、このやぐら周囲に防音ハウスを建て込んだ状態になっているため、この写真の風景は見られません。当現場は市街地に比較的近い場所に立地するため、周辺環境保護のために全ての音を発する設備(やぐら、コンクリートプラント、ロープ巻上機室)にこのような防音設備を設置しています。完成イメージ図に載っている三角屋根の建物が防音ハウスです。ハザマを含む共同企業体は主立坑の施工を担当しております。主立坑は向かって右側です。ここは、市街地が見下ろせる、山の中腹に位置するため、市街地からよく見えます。地元の皆様には“おにぎり”と例えられることが度々あるそうです。(右写真:『やぐら』外観)

また、立坑工事においては、よくある道路や鉄道などの横向きのトンネルと比べると感覚的に断面積が小さく、壁面にかなり近づきながらの作業となっています。左写真(提供:独立行政法人 日本原子力研究開発機構)に示されるような感じです。当工区の立坑の直径は6.5mです。数字上では広そうなのですが、実際入ると結構狭いものです。2006年6月1日現在、この写真撮影地点の深さからはさら深い場所まで掘削が完了しており、もっとも深い地点は地表下180mに達しています。
(左写真:立坑からの眺め)
ハザマに入社以来、新潟県上越地方→新潟県中越地方→インドネシア共和国→ラオス人民民主共和国→北海道道南地方→岐阜県中濃地方→岐阜県瑞浪市と、それぞれの地の現場を転勤してきました。
経験した工事は新幹線、放水路、高速道路新設、火山噴火災害による崩壊高速道路トンネル復旧とトンネルが主ですが、インドネシアカリマンタン島のマングローブジャングルを切り開いた原野の中で軍隊に守られながらのセメント工場新設工事や、ラオス南部の片田舎の見渡す限りの水田の中で水牛に取り囲まれながらの国道橋梁の架け替え工事なども経験してきました。
振り返れば、それぞれの地で、様々な人や事柄との出会いや発見を経験し、良い思い出となったと同時に、また様々な困難にも遭遇し、その対処がうまく出来ない自分に苛立ちを感じ、まわりの仕事ができる人々との無意味な比較や自己嫌悪に苦しみぬいたこともありました。特に経験年数の浅いころは、業務経験の浅さもさることながら、人間的未熟さゆえの苦しみであったように思えます。そんな中でも、同僚、先輩、後輩の各位からの数多くの叱咤激励をいただきながら、何とか、それぞれの地での目標に向かって、微力ながら、自分なりの役割が果たせたのではないかと考えております。
本BLOGリレーでも、何人かの方々が記しておられる、当社ゆかりの言葉に『微粒結集』という言葉があります。“微粒子”(職員一人ひとりのこと)が結集して火の玉となり物事に当たっていく、というような団結力を表現したものです。
先に述べたとおり、いままで、未熟さゆえの苦しみにあえぎ、未だそれが続いているまだまだ半人前の『“一部欠損”微粒子』でありますが、しっかりした『微粒子』へと化学変化し、『大きな結集の触媒となれるしっかりとした微粒子』を目指して、日々研鑚し成長していきたいと思って行動しています。
ここ数年、ハザマから単身で各職場に派遣される場合が多く、ハザマとしての『微粒結集』をその場で体感することが少なくなっていますが、どのような場においても、それぞれの目標に向かって『微粒結集』すべきことはたくさんあり、実際そのようになってきて、現在にいたっております。
しっかりとした『微粒子』にはまだまだですが、最近は周囲に対して一人でハザマの有体を示す『微粒子』とならねばならないので、めそめそともしていられません!?少しは、ましな『微粒子』になったかな?
乱文になってしまいましたが、人知れず“おにぎり”の下でうごめいている『イチ微粒子』の想いが伝えられたら幸いです。
では、まだまだ続く、優秀な微粒子の皆様へとバトンを渡したいと思います。
それぞれの名文をお楽しみください…
2006年06月09日 12:00 | コメント (4) | トラックバック(0) |
2006年06月08日
「ウィングプラス工法」の担当者から
管理人のくりです。
昨日発表した「ウィングプラス工法実用化にめど」の技術担当者である、土木事業本部技術第一部の藤本明生さんから、発表に際してのコメントが届きましたのでご紹介します。
「『ウィングプラス工法』では、二本のトンネルを合流させたり分岐させる際、先に建設するトンネルから張り出した掘削機で、“先受けアーチ”と呼ぶ屋根のようなものを地中に作ります。これで2つのトンネルの切り拡げ部分を守るわけです。
この“先受けアーチ”というものは都市部の土木分野では馴染みがないのですが、この技術は山岳部に建設するトンネルで確立された技術なのです。当社には『New PLS工法』という優れた先受け工法があり、これをシールド工法と合体させたら?!というのが開発のヒントでした。構想を練る段階では社内のトンネル、機械、コンクリートのプロを集めて意見交換を繰り返しました。そのノウハウを結集してつくりあげたのが本工法です。構想から実用化まで3年とかなり急ピッチでしたが、共同開発のパートナーにも恵まれ、開発チームが一丸となって実用化に向けて突き進んだ成果だと思います」
ということで、先日発表した「ウォーターボトル工法」もいろんな分野の人たちが関わって作った技術でしたが、こちらも社外のパートナーも含め、たくさんの関係者に支えられた技術開発だったようです。
2006年06月08日 13:15 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月07日
「ウィングプラス工法実用化にめど」を発表
管理人のくりです。
本日の午前中、ハザマ本社において「ウィングプラス工法実用化にめど」という技術発表をおこないました。発表の詳細はこちらをご覧ください。
「ウィングプラス工法」とは、地下に建設される道路トンネルなどの分岐合流部を建設するための工法です。東京などの都市部では交通渋滞が頻繁に起こるため、都心部に入り込むことなく都市を通過するための環状道路の建設整備が進められています。しかしながら用地買収問題の解決や既存の道路を止めることなく施工するため、地下(それも大深度の)トンネルとすることが増えてきています。
地下にただ一本のトンネルを建設するだけなら、工事としてはそんなに難しいことではありませんが、道路ですから車の出入り口や道路と道路が交わる分岐合流部も地下の中で施工しなくてはなりません。こらはかなり技術的にむずかしいことです。そこでハザマとJFEエンジニアリング、青山機工の三社が共同で開発し、2004年に発表したのがこの「ウィングプラス工法」です。
その後、実際の工事をおこなうにあたって問題点はないか、さらに改良することはないのか、を1年半にわたって実証実験をおこなってきました。その結果が今日の発表です。普段、特に意識なく使っている地下の高速道路にもこんな最先端の技術が活かされています。
2006年06月07日 14:25 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月05日
「ウォーターボトル工法」の担当者から
管理人のくりです。
先日発表した「ウォーターボトル工法」の技術担当者であるハザマ土木事業本部技術第一部の田辺重男さんから、発表にあたってのメッセージが届きました。
「今回発表した『ウォーターボトル工法』のような人工地盤は、土木分野の工事となりますが、その人工地盤の上に建つ建物などは建築分野の工事となります。そのため、人工地盤自体の設計も建築の基準にしたがって設計することが要求されます。すなわち、建築の設計に基づいて土木部門が工事にあたることになります。”土木”と”建築”がクロスオーバーするのが人工地盤工事なのです。
『ウォーターボトル工法』の開発にあたっても、ハザマの土木事業本部、建築事業本部、技術研究所、横浜支店の4者から開発チームを構成しました。いわば、土木技術部門・建築設計部門・研究部門・工事部門・営業部門の連携のよさが生み出した、ハザマならではの技術開発であったと思います」
「土木」と「建築」と言ったって同じ建設業の仕事じゃないか、と思われるかもしれませんが、ものを作ることには違いはなくとも、それぞれの歴史や習慣、関係諸法律、施工法、そして何より当事者の認識には、結構違いがあります。このことを書き始めると切りがないので、また機会を改めますが、田辺さんのコメントのとおり、「ウォーターボトル工法」だけではなく、部門の枠を取り払ってプロジェクトに取り組む風潮がハザマらしいところです。同工法の開発はその真骨頂。そのため、発表には司会の私を除いてハザマ側は6名が出席。通常は3名程度が並ぶだけですから、発表に駆けつけた記者の方々は面食らったかもしれませんね。
2006年06月05日 21:04 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月02日
常陽新聞掲載コラム「ふしぎを追って」から-その10-
管理人のくりです。常陽新聞掲載のコラム、その第10回目です。
今日の話は、前回のセメントに続き、お仲間の鉄筋コンクリートのお話しです。この「鉄筋」と「コンクリート」、もちろん別々の材料なのですが、この二つを組み合わせると最強のタッグコンビとなることがコラムに書かれています。うーーん、最強の組み合わせかー。野球で言えば、江夏と田淵のバッテリー?それとも王と長島の三・四番コンビ?(ちょっと古過ぎますか)。食べ物だったら、炊き立てのご飯に味噌汁、それともカレーに福神漬けか(これは隣にいるモタ君の発想)。まあ、私だったらビールに枝豆かな。
すいません。ずいぶん脱線してしまいましたが、とても強い材料のイメージがあるコンクリートも、実は弱点があり、それを補うのが鉄筋の役目、また錆びやすい鉄筋の性質を補うのがコンクリートの役目、という「最強の組み合わせ」について、じっくりとコラムでご理解ください。
2006年06月02日 20:41 | コメント (0) | トラックバック(0) |
2006年06月01日
新しいポスター完成しました!!
![]()
管理人のもたです。
すでに広告などで目にされているかもしれませんが、「人と夢の間に ~Your Dream,Our Challenge~」シリーズに新デザインが登場、このたびポスターが完成しました。
№4~5の2種類で、大きさはA1サイズ(594mm×841mm)です。
№1~3のポスターと同様に、「ユポ紙」という特殊な紙を使用していますので、多少の雨や風に対しては耐久性があります。また、耐光インクも使用していますので、屋外での掲示も可能となっています。
今後、ハザマの現場や各店所に掲示する予定です。
「そのポスターを欲しい!」という方がいらっしゃいましたら、こちらまでご連絡ください。
画像をクリックすると、大きくなります!
2006年06月01日 18:15 | コメント (0) | トラックバック(0) |
エンジョイ サッカー!
国際事業統括支店 管理部 工事管理課の池田と申します。
英語アレルギーだった私が何故か国際事業統括支店配属になり、既に2年経ちました。
当部署は、中堅以下の社員にとっては、海外要員の養成、次現場赴任までの待機という意味合いがあり、それぞれが担当の国を持ち、会計を中心にその国の事務を行っています。
ただ、私の担当業務については少々違い、私に強引にブログリレーをまわした菊永主任のいるラオスを始め、いくつかの国は担当しておりますが、主に国事支店の資金繰りや事案・審査の事務局など、国内の対銀行業務を中心に行っています。ゆえに、人の入れ替わりが激しい部署で海外赴任経験のないまま2年間を過ごすという珍しい例となってしまいました。
しかし、国内業務中心とはいえ英語と無縁である訳にはいきません。メールでのやりとりは何とか支障なくこなせるようになったものの、会話については未だにからっきしで、たまに現地のローカルスタッフから電話があったときなどは「OH!OKOK!PLEASE SEND IT E-MAIL!」などと怪しげな発音でまくしたて、用件をメールで送ってもらって何とか対応しており、日々、語学の堪能な先輩後輩の助けを借りています。
未だ独り者でフラフラしている私ですが、休日の楽しみはサッカー。見るのも好きですが、やはり一汗流したあとの気持ち良さはなんともいえないものがあります。
入社以来ハザマサッカー部に所属していますが、HazaMag(電子社内報)でも何度か紹介されました通り、現在ハザマでもっとも活動的なクラブではないでしょうか。現役と35歳以上のOBチームがありますが、私は37歳。現役最年長、OB最年少として両方に参加しています。
現役チームのほうは建設業リーグに所属していますが、バブル崩壊後、同業他社の廃部が相次ぎ、またグラウンドの確保も難しくなって、今ではリーグ戦が年間6~7試合あるだけになってしまいました。しかし、OBチームは、世田谷区サッカー協会の壮年部「四十雀(しじゅうから)リーグ」に所属しており、リーグ、トーナメントで年間十数試合をこなしています。60歳を超える選手もいるので、スライディングタックル禁止等、楽しむサッカーに主眼をおきつつ、一方、チームの正式なユニフォームを着ていない者は試合に出場できないなど、サッカー好きによる厳格な運営も行われています。
しかし、楽しむサッカーとはいえ、日頃デスクワーク主体の私が何の準備もせず参加できるほど甘くはありません。日常生活ではあまり意識しなくても、やはりサッカーをやると体調の良し悪しはてきめんに表れます。
試合前には自分なりに練習計画を作り、鷺沼寮の近くにある公園で深夜、アベック(死語?)に遠慮しつつボールを蹴ったり、ダッシュを繰り返すなど、トレーニングに励んでいますが、毎日飲んでいる無類の酒好き上司、夜中の1時過ぎに「びっくりドンキー」に大盛りハンバーグを食べに行きたがる後輩と同じ職場にいると、その練習計画も崩れがちになっています。とはいえ、今のところなんとか健康体を保てているのは、サッカーを楽しもうとしていることが大きな理由になっていることに間違いありません。
5月21日には、四十雀の今年度リーグ戦1試合目が多摩川の河川敷で行われました。
初夏を思わせるような好天に恵まれ、25分ハーフで行われた試合の結果は、1-1の引き分け。
これからもサッカーを楽しんでいきたいと思っています。
2006年06月01日 10:08 | コメント (1) | トラックバック(1) |